一方、そうではない宇宙人は故郷の星の言葉(時に宇宙語と言ったりする)を話したりします。
また、テレパシーの領域においては言語の壁を越えることがあります。それは不思議なことではありますが、その場合、言語は受信者が理解しやすい母国語で伝わるように思うのです。
テレパシーにおいても言葉の壁がある場合もありますが、意思疎通という観点および言語化という観点からは、高次の領域には自動翻訳機能のようなものが自然と備わっているようなのです。
ですから、まず、宇宙人の地球への関わりの程度によって話す言語が変わります。また、その生命体(肉体を持つか持たないかに関わらず)の意識のレベルに応じて自動翻訳機能にアクセスできるかどうかが変わってくるように思うのです。自動翻訳機能は単純に意識レベルというだけでなく文化的あるいはテクニックとしてその文明にそのような必要性があった場合において発達した本能のようなものでもあるようですが、ある程度の意識のレベルとの相関関係があるようなのです。必要性があって文化的に発達してきた場合には、その自動翻訳機能は多岐に渡って意識の奥の部分で自然と働くようなのです。
地球まではるばる来ている宇宙人の場合、宇宙人が何語で話すのか、というのは問題にならないことが多く、地球の側が分かりやすい言葉で話してくれることが多いわけです。
一方、文化的に自動翻訳がさほど必要でなかったりそのような習慣がない場合は宇宙語として話されたりしますが、宇宙の言葉はある程度の共通言語があるとはいえ、一定ではないわけです。ですから、地球で時折「宇宙語」として紹介されているような言語が必要かといえば、それは一長一短であると言えます。宇宙の広範囲でそれなりに使われている言葉と、プレアデスで使われている言葉もまた違ったりします。プレアデスでの書き言葉は流体文字のようなふにゃふにゃした文字だったりします。
一方、コミュニケーションにおいては固有の言語というよりはテレパシーの面も多々あって、地球に来ているような宇宙人は地球の言葉を話したりしますけど、その時、言語機能としてはその分化の深層意識にあるものを使って表現したり理解しているようなのです。
例えばプレアデスの場合にはプレアデスの固有の言葉や文字というものがありますが、プレアデスから来ている人が地球人とコンタクトをする時、意識の奥底の深層意識あるいは集合意識にある言語機能のようなものにアクセスして、解釈や表現ということを地球の固有の言語機能を通じて行うことができるのです。それは基本的には意識の程度というものが鍵になってくるわけですが、更には意識の翻訳機能をサポートするような機械のようなものがあって、それで細かな部分を補正してくれた上で、言語機能が翻訳機能と共にうまく強調して働くようになっています。ですから、ある程度の慣れは必要だとしても、集合意識の言語機能をうまく使って地球の言葉を使うことができているのです。
一方、そこまで意識状態が発達していない宇宙人や高次元における翻訳機能をサポートする機械の技術を持っていない宇宙人の場合は宇宙語を話すこともあり、一方、そのような文明から地球に転生してきた宇宙人がその母国となる宇宙人とコンタクトする時も宇宙語を使う時もあります。深層意識にアクセスする時は母国語の方がしやすいというのは宇宙人にとっても同様ですので、地球に転生していたとしても母国語ともいえる宇宙語を使う方が意識が深まりやすい、ということはあるようです。
宇宙人の地球への関与の程度に応じて地球の言葉への親和度および熟練度も変わってきます。それに応じて元々の宇宙語を話すのか地球の言葉を話すのかも変わってきます。意識の奥底に繋がる時にどの言語がより親和性があるのか、という点が異なるわけです。