先日の続きです。
死んだ後、地上への欲望に縛られると地縛霊になり、天へと帰ることができれば守護霊や高級霊になります。
地縛霊は黒いオーラを帯びていて、それはまるで地獄の黒い炎のように見えます。これはもしかしたら仏教でいう地獄の烈火として言い伝えられているものかもしれませんが、オーラが黒くなってゆらゆら揺れているので炎のように私には見えました。
■霊を繋ぎ止める
身内がいよいよ死ぬとなった時、そのまま死んでしまうと霊がどこかに夢見の状態のままフラフラと行ってしまい、行方不明になって救われないと直感で感じましたので、そうなってはいけないので私のオーラと結んで繋ぎ止めておくために私がインドのリシケシで買ってきた木のブレスレットをお守りとしてつけたまま火葬してもらうことにしたのでした。
そうして身内は火葬して骨壺になってしまったわけですが、その魂はちゃんと繋ぎ止められていました。
その身内はもともと素行があまり良くないと言いますか、割と一般的な人でしたので世間的な欲望に沿って生きていて、一般社会ではそんなものかなと思ったりもするのですが、そのように悟っていない状態で死んでしまいますとなかなか苦労しそうなことが直感でわかりました。
上で書きましたように、まず、死んだ後に未だに地上への未練が残っていますので地縛霊になる可能性が非常に高いです。
欲望があってもそれほどでなければ身内が迎えにきて天に登ることもできるのですが、聞く耳を持たない性格ですとか、自分が死後の世界を受け入れないでいると苦労するようです。死んでいるのに死んでいないと思い込んだり、死んだら無になる筈だからとか思い込んでいて身内の呼びかけに答えなかったりするようです。
■黒いオーラ
今回の場合は身内の霊が黒いオーラで囲まれて地獄の黒い炎のようになっていました。このままですと周囲が見えなくて、本人は眠りの状態のように延々と欲望のイメージと言いますか夢のようなものを見るループに落ち込んでしまい、抜け出すことが困難になってしまうかもしれません。
人によっては多少は人生の振り返りなんてするようですけど、それはこのようなループに落ち込んでいる場合のことで、ある程度悟っている魂の場合は人生の振り返りなんて生きているうちに済ませていますのでそのまますんなり天に登ることができるようです。
今回の場合、まず私が木のブレスレットで結び付けておきましたので、葬儀が終わって家に帰っていたら、どことなくずっと繋がっているのを感じました。ここまでは想定通りです。
■夢見のループ
そして、とりあえずその晩は寝たら、その身内が死後の霊の状態で見ているであろう映像が私の夢と繋がって延々とループで見せられました。これはキツい(苦笑)
まあ、霊が苦しんでいたり悲しんでいたりしないのが幸いですけど、このままループを続けたら更に何も見えない暗闇にもっと落ち込むかもしれません。その危険性があると思いました。
■瞑想で状態を見極める
ですので、翌日、瞑想をして状態をまず見極めることにしました。
そうしたら、まさに上に書いたように魂が黒いオーラを帯びていて地獄の黒い炎のようにゆらゆらと揺れて私の視界全体を覆うくらいの大きさで漂っていたのが直感で見えたのです。しかも、かなりドロドロとしたオーラを帯びていて、そのままにしておいたら地縛霊になってしまうかもしれないと直感で思いました。私の肌がゾゾゾっと感じるくらいの黒い濁ったオーラです。
瞑想に入ってすぐにこれが見えたのでちょっとビビりました。
他人でしたら自分との間に結界を張ったり九字切りしたりして追い払うところですけど、身内ですので、色々と試してオーラを浄化してみることにしたのです。
■浄化する
最初試したのが、自分のオーラから光を放って地縛霊になりかけの霊に変化がないか見極めました。結果、少しだけ肌感覚に変化があって、最初はかなり肌にゾゾゾっと感じていたのが、少し弱まりました。オーラがちょっとだけ浄化されたようです。
次に、ヨーガのマントラを心の中で唱えてみました。これもちょっと効果があるようですが、一定以上の変化はなさそうに感じました。
次は、アジナから光を出すイメージをしてみました。これは効果があるのかないのか不明でした。
そして、先日から行っていたように天のエネルギーを下ろして、自分にではなくその霊の黒いオーラに浴びせたところ、これはかなり効果がありました。何度も何度も行わないと変化がなかなか現れませんでしたが、ひとまず、応急処置としてはかなり浄化ができたかなと思っております。
最初感じた肌のゾゾゾっというおぞましい感覚はほとんどなくなりました。
まだ完全ではないにせよ、いきなり1日で悟るわけもないですし、地縛霊を防ぐという意味ではとりあえず十分ではないでしょうか。
■顔が見えるようになる
霊が黒いオーラに包まれていた時は顔が全く見えなかったのですが、今は半分眠っているような細い目の顔が見えるようになりましたので、まだ意識としては寝ているのかもしれませんけどオーラは浄化されつつあるように思います。先ほどの瞑想である程度の天のエネルギーを充填したので、身内の霊は割と元気になった感じです。
まあ、まだ霊はこのまま寝ている状態がしばらく続くと思いますので、迎えが来るまでは度々このようにして天のエネルギーを満たしてあげて地縛霊になるのを防ごうかな、と思っております。
■葬儀での住職の役割
おそらくは、本来のお寺の住職の葬儀における読経の役割はこんなところにあるのかなぁ、と思ったりしますけど、全員がその能力があるようにも思えませんから微妙なところです。能力があったとしてもお経を何回か唱えたくらいで救われるとも限りませんからね。やらないよりマシというくらいかもしれませんけど。単に見様見真似で唱えても効果があるように思えませんし。
■オーラを食する
この種の黒いオーラを帯びている人は自分で地や天のエネルギーを取り入れることができないので、他人のオーラをもらうしかないようです。ですから生きている間は肉を食べたり植物を食べたりしていたわけですけれども、死んでしまうとどうしていいのか最初はわかりませんのでどんどんと黒くなっていくような気が致しました。死んだ後の状態に慣れれば同じように周囲からエネルギーを貰えばいいみたいですけど、オーラを閉ざしているというかエネルギーの通り道が詰まっているとうまく取り入れられないようです。
そんなこんなで死後にエネルギーを取り入れることができなくて黒いオーラになってしまっていたわけですが、お寺の住職や葬儀でお祈りをする時のエネルギー供給は意外に重要なのかもしれませんね。
悟っていればあまり関係ないみたいですけど、悟っていないと死後すぐにエネルギーを供給してもらうのは重要なのかなあ、と今回のことで思いました。
■紙一重
ですから、もしかしたら地縛霊と天に登る霊(やがて守護霊や高級霊になる)は紙一重なのかなあ、という気がしました。
■職業としてやるのは微妙
これ、今回は身内ですから良いですけど、他人ですとオーラが混ざるので色々なものを拾ってしまうので嫌だなあ、と思いました。実力のある住職とかスピリチュアルのヒーラーとかは時々こういうことしてたりしますけど、めちゃくちゃ大変な割に相手には理解されにくいので大変そうです。