ヨガの呼吸法であるプラナヤーマを目を閉じて行っていましたところ、照度5%くらいの暗い視界が現れてきました。暗いのではっきりとは見えないのですが「見えている」感覚がはっきりあったのです。
その時は、頭の上に左右2つの見えない角が出ているような感覚がありました。それは頭の上の両目それぞれの斜め上あたりの2箇所、右目の右上と左目の左上あたりにそれぞれ感覚があるのです。その部分にエネルギーが集まっているような感じです。ただ、この角のような感覚自体は今までも何度かあったのですがその時は視界が現れることはありませんでした。
ホログラムは照度5%ですので正面に何かが微かに見えますが何があるかは認識できません。とても暗いです。明らかに目の感覚とは別物とわかります。目よりも遥かにエネルギー消費量が少なくて楽なのに周囲が何となく認識できるのです。
ただ、まだ暗いので役には立たないのですが。
目を開けると目にエネルギーが大量に使われているのを感じ、目を閉じるとホログラムが前方に広がる感じです。
ですから、うまく見れるようになって慣れることができたならば目を瞑ったまま生活した方が疲れないのでは? とも思ってしまいます。そのくらいエネルギー消費量が少ないです。
このホログラムの感覚は数分から10分くらいで消えました。と言いますか、うっすらと見えていた時はそれと気づきませんでしたので、もっと時間的には長かったのかもしれませんが、変化に気付いてから状態から抜けるまでがおそらく数分から10分くらいだった、ということです。
眉間という感じではないのでサードアイ(アジナ)ではないかもしれません。書物によっては第四の目とかも書かれていますし、このあたりは謎が多そうです。
これは五感以外の感覚です。
瞑想で言われていることで「意識の拡大」とかいうポイントがありますけど、このホログラムが意識の拡大なのでしょうかね?
今までは五感で周囲を感じることを意識の拡大だと思っておりましたが、この五感を超えたホログラムの方が「意識の拡大」というに相応しい気もしますが、その一方で、これは五感ではない視野でホログラム状に見ているだけで、意識が拡大したわけではない気がいたします。今後、視野だけでなく意識として拡大されて認識されるのでしょうか?
このホログラムは先日の瞑想中に見た意識のホログラムとは違って、随分と現実的です。目の前の世界と繋がっている感じがしました。見方や見ている起点および見ているもの、全てが違います。
この時、後部は見えませんでした。指向性のものなのでしょうか?
今まで五感で周囲を感じていましたが、五感以外のものがあることが明らかになりました。確実にこれは五感ではない新しい種類の感覚器官です。
ホログラムが見えていた(感じていた)時はエネルギーの流れにとても敏感になっていました。
上で照度5%と書きましたが、照度ではなくフォーカスが合っていなくてぼやけて重なっているのかもしれません。
私の過去生と平行世界の記憶を辿りますとこの種のサードアイは単眼ですので距離感が掴みにくかったような記憶があります。単眼ですから焦点も合わせにくかった気もします。ただ、記憶によるとサードアイは360度全方向見れた気がしますけど今回は前だけでした。意識を向けている方だけが認識されるのは普通の目と一緒ですが。
また後日経験すると良いのですが。
これは、マハリシ・マヘーシュ・ヨーギーの弟子であるボブフィックスの体験に似ているかもしれません。
わたしの意識内に現れるものは何であれ、透明でホログラフ状だった。わたしはあらゆる対象の内側を見ることができるのと同時に、外側の四方からと上から下までも見ていた。知覚するたびに幾つかの感覚がともなっていたので、見るのと同時に感じることができた。「ある瞑想家の冒険(ボブ・フィックス 著)」
ここまで熟練はしていませんが、この種の瞑想状態を垣間見たのかもしれません。