意識の更なる鎮まりでヴィパッサナー状態が容易に

2019-12-17 記
トピック:スピリチュアル: ヨーガ

もはや、同様の鎮まりが何度もあって表現としては似たようなものになってしまいますが、更に意識が鎮まった後、ヴィパッサナー瞑想が自然になりました。

それにより、体の感覚を静かに観察する瞑想を更に自然に行えるようになりました。

そうですね・・・、違いを表現するのであれば、以前は湖のような意識の上に風が吹いてさざ波が時々立っていたとすれば、今回は、そよ風が吹いて波紋が広がる、という違いに例えられますでしょうか。

瞑想中、体を観察してヴィパッサナー瞑想をする際も、以前は体の感覚を観察していても自分の感覚が浮かび上がる感覚はそれほどなかったのですが、今回は、体の感覚が各所にぽつぽつと感じられて、その他の場所は空っぽになっており、まるで体がなくなって部分的に感覚が残っている、というような感じになっています。その空っぽの感覚により、ちょっと体が浮かび上がっているような感覚になっています。もちろん実際の体は浮いてはいませんけど。

頭の意識が更に鎮まった結果、更に努力なしに体の感覚を観察できています。

この意識の鎮まりのレベルは、その時々においては過去最高を更新していますのでその時点ではとても鎮まってこれ以上の鎮まりはないかのように思えたりもするのですが、実際のところ、更なるレベルまで鎮まってみると今までの鎮まりのレベルはそこまでではなかった、というように気付けました。

同様の鎮まりのレベルの向上が何度もあり、であれば、今現在の意識の鎮まりが最後だと思う必要もないのかな... という気にもなってきました。おそらく更なるレベルというのは存在しているのでしょうし。

この段階に達して、ようやく日常生活でのヴィパッサナー瞑想が少し可能になってきたかな、という感じが致します。

瞑想の達人は特別に座って瞑想をしなくても日常生活で瞑想しているとはよく聞くことではありますが、さすがに完全なるその実践はまだ難しいにせよ、おそらくそのことが可能なのでしょう、ということが直感でようやくわかって、あと少しで手の届きそうなところにあることがなんとなくわかってきました。