熱の伴わないクンダリーニへ変化

2021-04-03 記
トピック:スピリチュアル: 瞑想録

元々、クンダリーニが動き出した頃は体がぽかぽかしておりました。

最初は、体中がぽかぽかしていて、次に、マニプラ優勢になって特に下半身がぽかぽかしておりました。暖かさでいうと一番最初のクンダリーニ経験後が一番暖かくて、マニプラ優勢の時もそれなりに暖かかったのですが最初ほどではありませんでした。

次にアナハタ優勢になった頃には胸がぽかぽかしておりましたが、かつての最初の頃あるいはマニプラ優勢のときほどは温かい感じではありませんでした。次にアジナ優勢になったときも暖かさでいうと似たような感じでした。

そして胸の奥で創造・破壊・維持の公の意識が現れてきた時もそれなりに暖かかったのですが、熱感でいうとかつてほどではなく、熱というよりも存在感、という感覚の方が大きかったように思います。熱感の熱と存在感の熱とが組み合わさっている感じでしょうか。

そして最近、サハスララにまでオーラが満ちている状態になってサハスララから周囲へと薄くオーラが広がっているような感覚になってきたら、急に体の熱感が薄れてきました。

体中の熱感および圧力が下がって、ここしばらく感じたことがなかった肌寒さすら感じるようになりました。

ここしばらく、クンダリーニが動き出してからは基本的には体は暖かくて寒さに強い状態だったのですが、急に寒さを感じるようになったのです。

これは、一見するとクンダリーニがなくなってしまって状態が戻ってしまったかのような印象を受けてしまうかもしれませんけれども実はそうではなく、そもそも熱感を感じるということ自体が割とそれほどでもないレベルで起こる体験だったように思います。

ようやく、その段階を抜けてきた、ということだと解釈しております。

今まで長い間ずっと熱感を感じてきて、それはそれで心地の良いものではあるのですが、最近のサハスララの平常状態に比べたらその魅力も薄れるというものです。過去のその時点においてはそれは気力に満ちた良い状態ではありましたが、最近のこの状態こそが「中」なのかなとも思います。

ヨーガ行者の本山博先生の書物を読むと、クンダリーニの力そのものは熱はなくてアストラルや気の次元に降りてくると熱となって現れるけれどもそれはまだ器が純化されていなくて熱となって現れているわけだから、熱いとか言っているうちはまだまだだ、みたいなことが書いてあったように思いますが、そういうことなのかなと思います。

そうは言いましてももちろん体温としての熱感はありますし、本当に冷たいのならば死んでしまったということですので、これは感覚的なものになります。