私の属しているグループソウルに魔女の系統があって、ナチスに拉致されて拷問を受け、頭に丸い輪っかをネジで頭蓋骨につけられて投獄されていた魔女がいたわけですけど、私の奥底からその叫びが時々湧き上がってきて、それは現象としてはトラウマとして現れていました。トラウマというと生易しいですけど、恨みの念で「(ナチスに対して)死ね、死ね、死ね」という怨念が眠っていたわけです。
このトラウマは今世の原因としてはあまり心当たりがなくて、時々不意に湧き上がる感情の源が何なのか分からないでいたのですが、ふと、これはどうやら救出しなくてはならない種類のものだと気付きました。
今まで、これはインナーチャイルドに属するもので特に根拠のないトラウマだからエネルギー量を増やしてポジティブになるという方法で解決可能だと思ってきましたし、実際そのことでそれなりに解決はしてきて普段の生活に支障が出ることは基本的にはなかったのですけど、それでも、時々はその同じトラウマが出てきて、これは一体何なのだろうかと思っていました。
その時の記憶を辿るとおそらくオーストリアかその周辺に住んでいたように思います。当時はナチスが支配する暗い時代で、魔女とわかるとナチスがすかさず拉致していきました。
そして、霊視で敵の部隊の居所を探る作業をさせられていたわけですけど、実際には、霊視というより、手のひらからエネルギーを出して可視化できる形で空中に浮かぶホログラム映像のようなものを出していました。
それはエネルギーを使いますので衰弱しますし、牢獄は環境も悪いので体力も奪われていきました。
そして、ある日、脱獄しようとしたら見つかってしまい銃で撃たれて捕まり、逃げられないように頭に輪っかをつけられてネジ止めされたのです。
その記憶がよく甦ってくるのですが、そもそもその時の魂は、その死後、一旦はグループソウルに帰って合流したため、その直接の後世というものはありません。ですけど、グループソウルに溶け込んでからはその一部が分霊の中に流れ込みますので記憶の一部を受け継ぐことになるのです。
その記憶を辿っていたところ、どうやら、その時の魂の一部がまだオーストリアに残っているので私はいつかオーストリアに行ってその魂を回収してくる必要があるような気がしてきました。今はコロナですからそうそう出かけられないですし、オーストリアではなくチェコあるいはその周辺地域かもしれず、該当地域は広いので、具体的な場所が判明するまで出かけることはなかなかできないように思います。
そう思っていましたところ、体の中に、胸のちょっと脇のあたりにクリスタルのようなものが瞑想中に見えてきました。何でしょう・・・ と思って瞑想中にオーラの指のようなもので探りながらゆっくりと引き抜いてみると、短い刀のようなものが出てきました。形としては中華包丁のような長方形がベースになって先っぽは出刃包丁のように少し角張っていてアニメに出てきそうな形をしています。クリスタルかと思ったら短刀でした・・・。しかもめちゃくちゃ厚い。それでトラウマがますます減った感じがしましたし、この短刀はどうしましょうかと思いましたが、とりあえず、体の腰の後ろあたりにおいておくことにしました。何だか、いわゆる呪いが形を持って(瞑想の中とはいえ)短刀の形になるのは最近流行りの呪術廻戦っぽい感じです。これは武器として使えるのかどうかわかりませんけど。以前には光の剣をもらったことはありますけどそれは長くてちょっとしたことに使いにくい感じですけどこれは短刀ですので使い勝手は良さそうです。とは言いましても特にすぐに何かに使うということはなさそうですが。
後日、それが悪さしたのか腰の調子が少し悪くなってしまいましたけど少しヨガのアサナをしたら回復しました。こういうのは扱いに注意ですね。保管にも注意が必要です。追加で、鞘のようなものをイメージしてそれに短刀を入れて右腰の後ろ側に装備することにしました。これできっと普段の動きに支障はありません。
まあ、瞑想中のお話ですので単なるシンボルという可能性もありますし、見えたものそのものズバリではない可能性もあります。本当かどうかは完全には判断できませんけど、話半分に理解しています。
こういうのは、割と独立した物語として理解するくらいが丁度良くて、現実の生活とどうこう、という感じにはそのまま直結させないのがいいと思っています。
悪魔避けのお守りとかアクセサリーとかも似たような役割をするものがあるかもしれないですね。
一応、こうしてクリスタルを抜き出して短剣に変えたところ同じ要因のトラウマの気持ちが半分かそれ以下になりました。ほんの少しの声しか聞こえなくなりました。効果があったようです。
この世の中は普通に世間を出歩いていても見えない存在の危険が沢山ですから、光の剣のような大層なものだけでなく短剣のようにすぐに使える見えない剣を用意しておくのは有用そうです。すぐに使えますから。最近では六本木で子泣き爺みたいな亡霊に憑かれたことがありましたが、その時に持っていたら違っていたかもしれません。