ナチスに拷問されて呪っていたインナーチャイルドに癒しを与える

2020-09-04 記載
トピック:スピリチュアル: 呪いとトラウマ

これまた夢や瞑想で見たお話です。本当のことかはわかりません。

以前に書きましたように私の一部の系統をグループソウル経由で辿るとナチスに拷問された霊能者がいるわけですが、どうやら、それがインナーチャイルドとしてことあるごとに私のトラウマとして浮かび上がってきていたのだとはっきりとわかってきました。

瞑想をして静寂の境地に何段階かに分けて入っていくわけですが、その中に、どこか深く入れない重荷のようなものを感じていたのです。

何度も瞑想をして、それが一体何なのか探っていました。

私の若い頃に学校生活やその他で生じたトラウマであれば大体は瞑想中にその時のことを浮かび上がらせて消すことができたのですが、この種の深いトラウマはふとした時に顕在意識に出るので厄介なものでした。

普通の生活をしていて、不意にトラウマが浮かび上がってきて、かと言ってそのトラウマは単なる葛藤だけで感情でできているものなので、不意にトラウマになったからと言ってその理由がナチスの拷問だとはなかなか気がつけずにいました。ただ単に、若い頃にカルマの解消のために自分自身をどん底に突き落としたことによるトラウマかとばかり思っておりました。ずっと、このことに気がつくまでは。

おそらく、ことあるごとに少しづつ気が付いてはいたのだと思います。しかし、まだ、それと正面から向き合う準備ができていなかったのだと思います。

クンダリーニが上がってきてアナハタ優勢になってきた頃にはエネルギー量が上昇して子供の頃のトラウマまではそのエネルギー量でポジティブに解消することができるようになっていました。これは、パワーが上がればポジティブになって雑念が減るということだと実感しています。

しかしながら、ナチスに投獄されて拷問されながら霊視をさせられたことはこれらとは根本的にレベルが異なります。どうやら、それらのトラウマがまだ解消できていなかったようです。アナハタ優勢、そしてマントラを唱えずともアジナに感覚が出てきた(注1)わけですが、それらで解消できていたのは今生でのトラウマまでだったようです。
注1:(マントラでアジナがグリグリくるのはかなり以前からあった

時々、ふとした時に日常生活上にこの種の強い感情の突き上げと呪いが吹き上げてくることが青年期以降にありました。子供の頃はまだ生まれた時から所有していたオーラでネガティブなことはそれほどなかったのですが自分がどん底に突き落とされてから以降、トラウマが付き纏うようになったのです。

そして、今生で解決すべき基本的なカルマは大体解消し終わったのですが、どうやら、深いところに眠っているカルマとしてナチスに拷問された恨みと呪いが時々出てきていたようです。

時々、ふと我を失って「(ナチスを)死ね、死ね、死ね・・・」と呪う自分がいました。今でこそ我を失う前に気がついて正気に戻ることができますが、日常生活を平穏に送ることに困難さを感じることもありました。

にも書きましたけど、ナチスは殺風景な牢屋に私(の一部の過去生)を押し込めて、逃げ出そうとして失敗した罰として私の頭に輪っかのようなものをつけ、その輪っかをネジで頭蓋骨にはめたのです。体を動かす時もゆっくり動かさないと痛いし、ことあるごとに頭痛がします。眠る時は気をつけないと寝返りを打った時にネジが食い込んで痛くて飛び起きます。

もともと粗末なベッドでしたがますます寝られなくなり、能力も落ちてゆきました。そして、その都度、ナチスへの呪いを深めました。毎晩のように「(ナチスを)死ね、死ね、死ね・・・。」と呪い、戦時中でしたから戦況を霊視させられるのですが、ナチスが負けるように霊視の結果を意図的に選んだり、見せなかったりしたように思います。口で説明するような霊視ではなくて手のひらから映像として空間に照射しますので映像自体はなかなか騙せないのですが、それでも、見せるものを選択することでナチスの役には立たないかあるいは勘違いさせるように意図しました。

更には、ナチス自体の精神に入り込んで精神崩壊もさせたような気が致します。他の人もナチスを呪っていたのでしょうが、少なくとも私の過去生もナチスの精神崩壊を意図して呪い続けていました。願いは2つ。ナチスの死と、戦争におけるナチスドイツの敗北です。

長い間は、この突然のトランスと「死ね、死ね、死ね・・・」と言う感情と呪いがどこから来ているのかよくわかりませんでした。瞑想を続け、今生のトラウマを整理して行っても尚そこに残る深いトラウマを探って行ったらナチスに行き着いたわけです。

私に限らず、能力者を怒らせない方がいいと思いますよ。ナチスは霊能者を利用しているつもりでしたけど、怒りを買ったら必ず仕返しされます。

死んだから終わりではなく、死んだ後の方が自由に活動されますから更に根本から仕返しされます。呪いは死後に強まることはそれほどない気が致しますが、生きていれば色々なことがありますので呪いも小さくなってゆきますが、死んだらなかなか呪いは小さくならず、呪ったまま死んだら長く呪いが続く気が致します。

ある意味、ナチスドイツは私の一部の過去生の怒りを買って戦争に負けた、ということもできるかもしれません。おそらくは私の一部の過去生を牢獄して拷問なんてしていなければ戦争でもっといい線行っていたようにも思います。今の時代までドイツ帝国が東ヨーロッパを治めているタイムラインもある気が致します。まあ、私の一部の過去生を怒らせたのが運の尽きだったということかもしれないですね。

呪いでナチス自身の精神を崩壊させて判断を鈍らせればナチス帝国の崩壊なんて簡単なことです。ナチスの脳か心臓にショックを与えてコロリと殺すこともできましたがそうすると精神が解放されてしまい、また次の転生において他人を拉致・拷問しようとするかもしれません。そんな簡単に殺してしまうより精神を崩壊させて二度と他人を拷問しようとなんて思わないほど痛めつけてあげる方がよっぽど効果があるのです。それは呪いと言うだけでなくこの世から悪を排除することでもあります。

・・・再度書きますけど、夢と瞑想のお話で、本当かどうかは分かりませんよ?

そんな私の一部の過去生があって、瞑想で深く潜って行った時に、この呪いが眠っていたのです。

私は今まで「インナーチャイルド」とか興味がなくて、そもそも「インナーチャイルドって説明は何度も聞くし色々な人が言っているけど、いまいちピンと来ない」と思っていたのですが、最近、瞑想で見た私の中に眠っているこの呪いとそれを発している女性の魂(その当時の私は女性だった)は、まさにインナーチャイルドと言うのが相応しい気が致します。

ナチスドイツに拷問された私の一部がインナーチャイルドとして呪いと悲しみにふけているのです。それが最近の瞑想で見出したことでした。体育座りのように足を抱えてうずくまり、呪いつつも泣いているインナーチャイルドがいます。

そのインナーチャイルドに対して、「大丈夫。もうナチスはいません。貴方を拷問するような人はいません。安全です。起き上がってください。」と言いつつ、優しく頭を撫でてあげます。

そうすることで、インナーチャイルドが抱えている昔の呪いが少しづつ解けて来ている気が致します。

ヨーガでは体の右半分がピンガラで男・太陽の性質を持っていて左半分はイダで女の月の性質を持っていると言いますが、このインナーチャイルドは体の左半分に眠っていました。

元々は元気な女性でしたが拷問を受けるうちにやつれて来て、能力があまり出なくなって(そのように装っていたと言う面もありますが)最後に捨てるように放り出された時にはハリーポッターに出てくるシビル・トレローニーのような雰囲気になっていました。その姿のインナーチャイルドが私の中に眠っていて、癒しを必要としていたのです。

どうも、私が今生で霊的な能力が出ないのはこのインナーチャイルドを癒していないからのような気がして来ました。

その転生ラインを辿ってみると、拷問を受けた後の転生ではとにかく能力を隠すようになって、普段あまり能力を使わないようになっていました。それは単に隠すと言うだけでなく、拷問を受けたことによるトラウマが癒されていなくて能力を出すことに対する恐怖が能力に蓋をしていたのではないかと思うのです。

拷問を受けた後は拷問痕が頭蓋骨に残って冠のように無残な姿をさらけ出し、そんな拷問を受けて傷があり、悲痛の表情を浮かべ、しかも年老いた女なんて誰も相手にしてくれません。そのトラウマがインナーチャイルドとして眠っているのです。

私の今生の目的は過去のカルマの清算でありますので多種多様な過去生の一部が今生の魂に取り込まれていますが、その中に、このインナーチャイルドも含まれていたようです。このインナーチャイルドのラインを辿ってみると、最近ほとんど転生していないようです。ナチスに拷問された後、1回か2回くらい転生しただけで、あとはグループソウルの中にカルマとして眠っていました。最近の転生は他のラインの男性性としての転生が多いですね。男性性の転生は天皇から庶民に降りて来て一般人を理解すると言うラインで、それに、時々グループソウルで合流・分離(分霊)を繰り返してはいますが女性としての魔女系のラインがあって例えばジャンヌ・ダルクなどがいます。

どちらにせよ今生はカルマの精算という位置づけですのでいずれもそのカルマを背負った本体ではなくてそれぞれの人生で負ってしまったカルマの一部を集めて一つの魂にしておりますので、私がジャンヌ・ダルクだったという訳でもありませんし、私自身がそのまま魔女だった訳でもありません。私の一部としてそれらの系統から繋がっている一部があるというだけです。ただあるだけでなくてカルマの部分、一番悪いトラウマの部分だけが集まっておりますので、私がそれらの聖女を名乗ったら失礼にあたるというものです。グループソウルとはそういうものです。

そのように分霊として私が生まれ、カルマ精算の対象としてナチスに拷問された当時の魔女(の一部)が私の中にインナーチャイルドとして眠っていた、という訳です。

色々できたとしても、大抵の能力者は無害ですし、そもそも世俗の現世利益に興味がない人がほとんどです。ただ、そのような人を捕らえたり拷問したり、何某かしたら必ず強い仕返しをされます。それは、ほぼ決まっているその人の人生すらもねじ曲げて、時には国家がほぼ既定路線で決まっていた未来すらもねじ曲げることがあるということです。ですから、色気を出して能力者を使役させようなんて思わないことです。例えば平家の呪いとかあるでしょう。あんなのはまだ甘い方です。本当に強い能力者であれば国が滅びていますから。