天のエネルギーは真っ直ぐ降りてくる

2022-01-08 記
トピック:スピリチュアル: 瞑想録

クンダリーニのエネルギーはムーラダーラあるいはスワディスタナの近くから始まって背骨沿いにあるスシュムナを通って上昇するわけですけれども、一般的な通説においてはそのまま真っ直ぐサハスララに上がります。

ですけど、各種の神秘主義の言い伝えによればそれは正しくなく、実際には、眉間のアジナにまで上がった後は一旦後頭部にまで経由してから再度上昇する、というルートになります。

クンダリーニの経験談などを読むとクンダリーニが上がった時にそのまま頭頂まで突き抜けてエネルギーが頭頂のサハスララから抜けるようになった、などというお話を度々読むことがありますけど、私にしてみれば、これは良くない形でエネルギーが暴走してしまったのであって、自分の中にあるエネルギーのルートが異常な状態になってしまうこともあるように思えます。そうは言いましてもそれは時と場合によりますし症状次第ですので必ずしもそうとは言えないのですが、その危険性はあると言えます。

一方、クンダリーニではなく、ハイアーセルフ・コスミック・クンダリーニあるいは6次元のハイヤーセルフなどと呼ばれているエネルギーはそのようなルートに妨げられず、直線的に天から自分の体を通って地まで通じているように思います。

特にこの6次元のハイヤーセルフは最初はアナハタの後方から体と繋がってきて、その後、それは広がって天と地だけでなく周囲にまでその意識が広がっていくわけですけれども、その同じエネルギーの種類は、ハイヤーセルフと融合する以前であっても一応存在していて、ハイヤーセルフと融合する前においてそれは天のエネルギーとして認知されているように思うのです。

その天のエネルギー、あるいは、ハイヤーセルフのエネルギーは融合前であれば天から真っ直ぐ降りてきて自分の体をエネルギーで満たしたり浄化したりします。

一方、自分の体とアナハタを通じて繋がった後はそのアナハタのエネルギーがそのまま天や地と繋がるようになります。