これは頭の真ん中、松果体あるいはアジナ・チャクラ(サードアイ・チャクラ)にあると言われているもので、グランティとはサンスクリット語で「結び目」を意味していて、霊的に(エネルギーのルートが)「繋がっていない」「途切れている」ことを意味します。
グランティは通説では3ヶ所あって、主要なもの以外も含めればもっとあると思っていますけど、その主要なものの1つがルドラ・グランティで、ルドラとはシバ神のことですので「シバの結び目」とも言われています。
このルドラ・グランティを超えなくても時々は頭頂のサハスララにエネルギーを上昇させることは一応はできるのですけど、詰まったままの状態ではそこに壁ができていて、なかなかすんなりとエネルギーが上にまで繋がらない状態なわけです。
これは、このルドラ・グランティに限らずグランティが詰まっている時は同じような状態になって、たとえば、はっきりと私が自覚できたのはマニプラ・チャクラ(ソーラープレクサス・チャクラ)での詰まりで、マニプラを境にしてエネルギーが上昇していかないのがはっきりと自覚できていました。その後、一気にエネルギーが通るようになってオーラがアナハタ優勢へと変わったわけですけど、グランティが破れてエネルギーが通るようになる時は割と一瞬のように思います。
他のグランティはマニプラほど明確ではなかったにせよ、例えば喉のヴィシュッダ・チャクラ(スロート・チャクラ)のところでエネルギーが詰まっていて上昇しにくかったこともありますし、今回は同じような状態が頭の真ん中に現れてきています。
私の場合、ヴィシュッダは段階的に開いてきたわけですけど、ここ最近に特に大きくヴィシュッダにエネルギーが通るようになってからはヴィシュッダにおけるエネルギー的な詰まりはほとんどなくなって、エネルギーは頭の下半分にまで通るようになってきています。
そして、瞑想をすると前頭葉の方にはエネルギーが少しずつ入るのですけど、頭頂にまではエネルギーが抜けていかない状態です。
頭の中にはフラワー・オブ・ライフで「半歩」と呼ばれているようなところがあって、順番的には前頭葉、そして頭の中心、そして後頭部、頭頂、となっているようですので、私の状態とも一致します。
私の場合、ヴィシュッダを抜けて前頭葉にも瞑想で少しずつエネルギーが入るようになったけれども、まだ「半歩」を抜けきれていない状態のように思います。
この状態でも、時折頭頂のサハスララにまでエネルギーが通ることがあるので少しは通じているようですけど、まだエネルギーのルート的には細いようです。
ヴィシュッダの時も段階的に少しずつ開いていきましたので、おそらく、この半歩も少しずつ開いてゆくのかなと思っております。