瞑想やヨーガにおける呼吸の浅さと深さの変化

2024-07-03 記
トピック:スピリチュアル: 呼吸

ヨーガでは、呼吸の深さと雑念の多さの対応がよく語られます。

・雑念が多いと呼吸が浅い
・雑念が少ない、平穏だと呼吸が深い

これはこれで基本的には正しいと思うのですが、実のところ、クンダリーニが多少は覚醒してくるとエネルギーが増大し、あまり長い時間の止息をすることや深い長い呼吸をすることが困難になります。その理由は、止息や長い呼吸をするとエネルギーを溜め込む行為になりますので、体のキャパシティの限界に達するとそれ以上のエネルギーを取り入れることができなくなり、お腹いっぱいの状態になって苦しくなってしまうのです。結果として、症状としては、以下のようになります。

・呼吸が浅い
・深い呼吸ができない
・長い止息ができない

これは一見すると雑念が多い状態とよく似ていますので、客観的に他の人が観察した場合は見間違える場合も多いかと思います。ですが、これはかなり違った状況なのです。実際には、クンダリーニがある程度は動くような状態になるとそれなりに雑念が減ってきている状態になっていますので、そこまで雑念に惑わされているわけではありません。しかし、症状としては似たような感じになるのです。

私の記録を探ってみますと、2019年7月にクンダリーニ経験後、クンバカが苦手になったと記録があって、その1年後である2020年7月に胸(アナハタ)が開いて呼吸がしやすくなったとありますけど、それでも、とても深い呼吸が可能になるほどまでに回復したわけではありませんでした。2019年時点ではかなり過呼吸に近い状態で30秒も止息するのが限界でしたけど2020年以降は1分くらいまでできるように回復して、それでも、40秒とか50秒くらいが心地よいくらいでした。

クンダリーニ以前はもっと長く、1分半とか止息できていましたので、エネルギーの増大と共に体のキャパシティが先に限界を迎えていたように思います。

そして最近、眉間および頭の中ほどが緩んできて、いわゆるサードアイ(アジナ・チャクラ)が少しづつ開けてきた結果、更に呼吸が楽になったように思います。

ようやく、ここまできて、最初のクンダリーニよりも前と似たような呼吸の状態に戻ってきたように思うのです。