それが前提条件であり(某かの対象への興味があって)理解が促進されるのであればそれは肯定的に捉えられます。一方、それがただ単に堕落的な生活を送るだけであり新たな理解というものがそれほど生まれないのだとしたら否定的に捉えられます。
その判断基準はというと、宇宙が生まれた根本の理由が「理解」のためであるならばそれに即して考えると状況が好ましいのか改善した方が良いのかがわかるわけです。ですからその評価は状況によって変わるのであり、衣食住に不自由ないかどうかが必ずしも好ましいわけでもないのです。
肯定的、というのは、宇宙の根本原理に沿っているということであり、その継続は宇宙が後押しします。某かの興味があって行動している人は衣食住は前提条件として保障されます。一方、何もしたくないが衣食住に苦労したくない怠け者は宇宙の根本原理である「理解」に反しているのでそのような(宇宙にとって)意味がそれほどない状況は大いなる力によって揺さぶられて継続不可能になります。そして、某かを理解しないといけないような状況に放り込まれます。
よって、お金を稼いで衣食住に苦労せずにただ暮らしたいだけの人はその状況は長く続かないわけです。そのような不自由ない生活そのものが生きる目的であればしばらくすれば退屈になったり、たとえそれを達成したところで某かの不平不満が出てくるものです。本当の幸せというのは探求の中にあるわけですが、探求をせず平穏に暮らしたとて新たな理解を生み出さないのであれば宇宙はその人のことを有用とはみなさず、揺さぶりがかけられるわけです。
よって、スピリチュアルで引き寄せの法則だとか幸せを手に入れるセミナーだとか、そのようなものをやったところであまり宇宙的には関係がないとも言えて、現実を生み出す一時的な効果というのはプラシーボでしかないかもしれませんし時には本当に効果があるものもあるかもしれませんが、その生活がただ平穏なだけで新たな理解を生み出さないのだとしたら宇宙の原則から反していますので揺さぶりがかけられて変化が強要されるわけです。時に元に戻ってしまうことも大いにあるわけです。
実のところ、この世界そのものが揺さぶりをかけられてそのタイムラインが終了、ということが度々起こってきました。太平洋沿岸で日本を中心として広がった共栄圏のあるタイムラインでは衣食住が保障されていましたが活力というものが社会から失われ、新たな理解というものが生まれにくくなり、当時は共栄圏の人々から「悪魔のようなヨーロッパ」と比喩されていた白人社会を遠目で見つつも理解しようとせず、地球の管理者からすると「理解もせず、遠目で見つつも、飛び込んで改善しようともしない、この状況は好ましくない」ということでそのタイムラインは凍結状態になったのです。地球の管理者が答えを教えてくれたのですが「共栄圏の平和な状況で(奴隷を手引きして共栄圏に導くなどして)人々を(少しだけ)助ける、というのは不十分である。ヨーロッパの国々に飛び込んで、辛い状況であったとしても理解をして、奴隷を未だに使っている社会を変えてゆくこと。それがあのタイムラインで必要だった」と言っています。よって、その教訓を学んで今のタイムラインに生かすのであれば、戦争や紛争あるいは奴隷に近い扱いをしている人たちを遠目で見て批判するのではなく、飛び込んで変えていくことが求められるわけで、それはお互いに理解を進めるということが根底にあるわけです。変えることそれ自体が目的ではなくて、理解を進めるというのが根本原理であり、理解こそが最終目的であるとすれば、理解のために変えるということも言えますし、理解があれば変わる、ということも言えるわけです。その理解を促進させずにただ周囲から見て批判しているだけ(或いは少し助けて自己満足しているだけ)の社会は地球の管理者にリセットされてしまう可能性があるわけです。それは今の社会(タイムライン)においても同様です。
(続きます)