- 「覚醒」伝統的業界では今も昔も「悟り」ですけど、スピ業界では覚醒というのが流行りみたいです。前から一般用語として使われていましたが今はバズワードと化している感じが致しますね。
- 「ライオンズゲート」私はよく分からないです。ゲートが閉じるとかいう噂がありましたけど、なんのことやら。
- 「設定」誰が言い出したのかは知りませんけど、色んな所で「人生は設定だ」みたいなお話が増えてきました。「人生はゲーム」というお話の派生版っぽいです。昔は「人生は自分で決めて生まれてくる」みたいな言い方をしていましたよね。言い方は変われども十数年おきに定期的にバズワードに上がってくる話題ですかね。
- スピリチュアルから目が冷めた、というお話。新興宗教とかスピにハマっていた人が目が覚める系のお話は昔からありますけどYouTubeのおかげか今年は目立った気が致します。
- 「次元」長い人気ですね。長く使われてきたが故か、「次元って意味あるのですか?」みたいな揺り戻しが起きた年だったようにも思います。
- 「風の時代」占星術のお話みたいですけど具体的にはさっぱりわかりません。水瓶座時代みたいなお話ですかね? 誰が言い出したのですかね? よくもまあ、次々に新しいネタを作り出すものですね・・・。
- 「バシャール」10年くらい前から盛り上がっているスピリチュアルな宇宙人で、昔から名前は知ってはいましたけど個人的には興味がなくて一度もちゃんと調べたことがありません。なんでこんなに未だに人気なのかも謎です。
- 「スターシード」ルーツを見ればかなりの地球人がスターシードだと思いますので、特に取り立てて言う必要もないんじゃないかなと思いますけど。個人的には特別感ないですね。
- 「クラリオン星」真偽のほどはよく分かりません。
- 「カタカムナ」細々と人気が続いていますね。そろそろマイナーを脱出してメジャーに?
「覚醒」は人によって定義が違っていてよく分からないです。おそらくは静寂の意識のことを意味しているように思いますが悟りという意味で使っている人もいますし。新しい業界の新しいバズワードは人によってコンテキストが違うのが困りものですけど、それはそれで内容を読み解くのが面白いという面もあります。とは言え、もうちょっと定義をしっかりしてから使ってほしいものです。「悟り」にしても流派によっていろいろですのである程度は仕方がない面はあると思いますけど。
「ライオンズゲート」は、私には全く心当たりが無いです。何なのかもよく分からないです。私の見えないガイドが教えてくれたことによりますと、「そういうイベントにした方が成長しやすい人がいるのですよ」ということみたいです。ガイドも何のことかよくわからないみたいです。元々はなくて最近作ったものではあるけれども、成長のためにイベントとして盛り上げているグループがあるようです。特に悪い意図は感じなくて純粋なものでしたが、盛り上がるにつれてちょっと金儲けの人も入ってきている、というのはこの業界ではよくあることです。そうして、最初は良くても途中から金儲けの人に乗っ取られてそのバズワードは使われなくなってゆくのですね。今はまだそこまで行っていなくてまだ盛り上がっている感じではありますけど。そういうイベント好きな人もいるので、どっかの天使か宇宙人が企画して盛り上げている感じですね。こういう見えない存在による企画はスピリチュアル業界ではよくあります。アセンションとかもそうでしたね。アセンションは盛り上がりましたね。確かに大きな変革はありますけど、それをアセンションと呼ぶかどうかは別問題なわけで。レムリアのアセンションはアセンションと呼ぶに相応しいものではありましたけど、これから同様のことが起こるかと言えば同じではないと思いますし。ですけど皆さんの目を向けさせて意識を変革するという効果はありましたので、アセンション企画は割と大成功と評価されていると思います。
「設定」についてですが、昔から「人生は自分が決めて生まれてきた」みたいなお話はありましたけど、最近のお話ではそれに加えて「魂の経験が豊富な人は厳しい環境に自分を追い込んで苦しい人生を選ぶ」みたいなお話が加わりました。私がまさにこれなんですけど、数十年前まではオーラの色でその人の魂のレベルまで一律に決めつけられてしまう風潮があって、魂の経験が豊富なので苦しい人生で人生経験を沢山積もうと思っている人が辛い系の赤いオーラで頑張っていたりすると昔は「オーラが赤だからスピリチュアル的に程度の低い人」として一律で評価されてしまっていました。まあ、普通の人は優越感を感じたいですから、オーラの色で一律で他人を見下したい、という弱い心がスピリチュアルの罠にハマってしまっていたのでしょうね、特にいま50代以降になっているバブル世代はそういう傾向があったように思います。スピリチュアルを優劣付けのための道具にしている人が昔から一定数いて、昔は特に多くて、そのような人にオーラの色での優越レベルはドンピシャではまって他人をオーラの色で評価しまくっていたように思います。その当時から「人生はゲーム」という言葉はありましたけど最近のバズワードで言う「人生は設定次第」というお話があまり理解されていなくて、例えば私は特殊なマントを被って霊能力なしに生まれてくるということをしていましたしカルマの精算が人生の目的の1つでしたから、私のように一時的に意識的に自分をどん底まで叩き落とした人にとってはそのようにオーラで一律で決めつけられてしまう風潮は生き辛い世の中でした。そういうこともあって、ここにきてようやく「人生は設定」というお話が世間に広まってきて、「ようやく、ですか?」という感はありますけど、このまま広まって常識になってくれればいいと思います。
スピリチュアルの罠から目が冷めた、というお話は昔も今も一定数ありますけど、昔から真理の世界では「先生は真理を指差すことしかできない(直接的に教えることはできない、完璧に近づけることだけ可能)」というのは昔からあるたとえ話で、最終的な真実は本人が見つけないといけないのですよね。そんな当たり前のお話が意外に浸透していない気がしますね。スピリチュアルの人たちって古典的な精神世界を勉強していないのですかね? 割とどこでも言われているのに、聖典に書かれてある真理を新しくて自分だけが知っている真実かのように語るスピリチュアル・リーダーがぼちぼちいて、違和感しかありません。スピリチュアルの人ってスピリチュアルのことしかやらないのですかね? このような精神修行の世界の基本を抑えておかないと「なんで先生は間違ったことを教えていたのですか」みたいなお話になってしまいます。そもそも真理を直接的に表現して教えることは不可能なのですけどね。真理を知った時に人がどのように行動するのかはだいたい2種類に分かれていて、完全に表現できないけれども何とか自分の知った真理の輪郭を表現しようと努力する人。あるいは、真理を表現することは不可能だと判断して沈黙を守る人です。言葉の表現が上手いグルならいいですけど口下手、表現が下手なグルもいますし。昔からそんなもんです。グルの口数が少なかったり言葉が多かったり。そんなもんです。それでも何とか表現してくれる先生に感謝するのが普通です。先生の中には実際に悟っていない人ももちろんいるでしょうけど、それは自分にはどうだっていいことではないですか。片鱗であっても教えてくれる人には変わりがないです。何も言わなくても態度で教えてくれるグルもいます。それに、明らかに悟っていないような普通に見える人でも悟っていることがあります。精神修行の世界では「良い師匠に出会えるのは幸運である」とも言われているように、そうそう良い師匠に会えることはないです。そんなもんです。思えば私自身の過去の態度についてもこれらは多少ながら反省がありますけど、過去を見て反省する良い機会になりました。
「次元」について
何やら「次元という概念はおかしい」とスピ業界で言われ始めた年のような気が致しますね。改めて次元とは何かと問われると、私は次元の数字についてはよく分からないので数字は私は言いませんね。単純に「高次元」というのであれば私の守護霊やハイヤーセルフの存在している領域はきっと高次元だろう、というくらいの軽い意味で使っていて、そこに明確な定義はないですね。そういえば前に次元が上がると言うよりは次元が下がって消え去るみたいなお話を書きましたけど、次元が下がるという感覚の方が近いです。イメージで言っているわけではなくて幽体離脱で見聞きした領域のことを言っているわけです。ですからそもそも現実が先にあって、それを表現するために何とか言葉を選んでいるわけで、高次元というよりもっと良い表現があるのならば私が知りたいくらいです。「あの世界」と言っても通じないでしょう。「高次元」といいつつ「次元が下がる」なんて、なんのこっちゃ? と思われるかもしれませんが、別に矛盾していません。現実がそうなのですから。でも、数字のことはよくわかりませんね。もし誤解があるのならば別の言葉を使いたいですが、代わりになる言葉が今の所思い浮かばないです。現実は変わらないので、もっと誤解のない直接的な言葉があればその方がいいのですけど。「天使界」とか言った方がいいですかね。でも、べつに他の場所にあるわけではなくてすぐそこにあるのですからね。天使界というと遠くの天国にあるかのような印象を与えてしまいますけど、いわゆる次元のようなものがちょっと違うだけですぐそこにいますからね。やっぱり高次元というのがしっくりきますけど。とは言いつつも感覚としては「次元がなくなる」という方が実感に近いのです。やっぱり聞いていて訳わからないですよね。そんなもんです。私の基本は幽体離脱で時空を超えて見聞きした内容ですから、時空を超えるというお話とそれによるパラレルワールドが無数にあるところまでは理解できますし、高次元というのは存在していますけど、人によって次元という言葉の定義がまちまちで、時に他人がどこのことを次元と言っているのかよくわからないこともあります。特に数字についてはわからなくて、7次元だとか12次元だとかはただ単に「そのくらい進歩した魂」というくらいにざっくりと捉えています。何やら次元が意識のレベルを意味しているようですけど、定義がよくわかりませんからね。私は「高次元」とは言いますけど数字はほとんど言いません。数字はよく分かりませんから。そもそもヨーガやヴェーダや仏教では次元なんてお話は出てきませんし、次元なんて言い出したのはごく最近のお話です。なんとなく概念的に高次元という言い方がしっくり来るので使っているだけです。私の見えないガイドに「数字はどういう意味なのでしょう?」聞いても回答ないですし。数字はあまり関係ないんじゃないかな、と個人的には思ってますけど。
他にも多種のバズワードがありましたけど、よくもまあ新しい言葉が出てくるものですね。ある意味、感心します。
・・・今年も色々とありました。たまには振り返るのも良いものです。