必ず成功する筈だったのに行動しなくて成功しなかった人のお話

2020-12-16 記
トピック:スピリチュアル: 瞑想録

インドでグルをしていた時のことです。

・・・夢や瞑想で見たお話ですので本当のことかどうかはわかりません。

当時、グルをしながら寺院で参拝に来る方の相談に乗っていたりしました。

未来を見れましたから、参拝者の相談に乗って願い事が叶うかどうか見てあげたりもしていました。

ある日、おばあさんがやってきて、詳しくは忘れてしまいましたが、とあることが叶ってほしくて、そうなるかどうか聞きにやってきたのでした。

未来を見てみると、かなり確実にそれは起こりそうでしたので、「大丈夫だ。その願いは叶う」と答えました。

おばあさんは喜んで帰ってゆきました。

後日、そのおばあさんが再度やってきて、あの願いは実現しなかった、と言うのです。

どういうことだろうかとその願いの実現について確認してみました。

すると、その願いの実現の雛形になるものはアストラルの形でまだ存在しており、やはり実現するのは確かなようでした。

どうしたものかと思って聞いてみると、おばあさんは、実現すると聞いたので何も行動しなくて家でその願いが叶うのを待っていたそうです。

私は言いました。確かに叶うのは確実だけれども、それは自分が行動しなければ叶わないことでしょう。行動しなくて待っていたら叶うことはないのはその願いの性質から言ってそうだったようだ。

どうやら、私がおばあさんを勘違いさせてしまったのか、あるいは、おばあさんが早とちりしたのか・・・ どちらにせよ、本来叶う筈だったことが叶わなくなってしまったのです。

こういうことは、占いでもよくあります。叶うはずが占いで叶いそうだと出たから油断して行動せずに叶わなかった、なんてのは割とよくある話です。

実際に動かないといけないのですよね。

占いや未来予知は、時に罪作りです。

その後、私は言葉にもっと気をつけるようになりました。行動しなくてはならない、と一言付け加えるようになりました。何もしないでも叶うわけではない、と注意するようになりました。

それと、確率的にも、少し低めに言うことにしました。未来予知は割と高精度でしたけど、実際に行動しなくなってしまったり努力を怠るようになってしまうといけないので曖昧に言うことにして、努力が必要と言うようにしました。そうすることで、本人を油断させないよう気遣ったわけです。