アーランバ段階、アナーハタ・チャクラの「装飾具のふれ合う音」

2019-07-08
トピック:スピリチュアル: ヨーガ

[風のルンの竜巻の経験から3日後]

■アーランバ段階
「ヨーガ根本経典(佐保田 鶴治著)」に掲載されているハタ・ヨガ・プラディーピカには以下のように記されています。

4-69) [ヨーガの四段階] アーランバ、ガタ、パリチャヤ、ニシパティはすべてのヨーガにおける四つの段階である。
4-70) [アーランバ段階] 梵天の結節が調気の修行によって破られた時、心臓の虚空のなかに生じた、たえなる、さまざまな、装飾具のふれ合う音のようなアナーハタ・チャクラの音がカラダのなかで聞こえてくる。

節とは体に3つあると言われているグランティ(結節)のことで、梵天の結節とはアナーハタ・チャクラのなかにある結節です。ヴィシュヌ・グランティについての考察を話したいのですが、基本的な説明をまずしたいと思います。そうしないと理解が難しいと思いますので。

■グランティ(結節、結び目)
グランティは3つあります。グランティとはエネルギーのブロックあるいはエネルギーが滞っている場所で、サンスクリットで「霊的な結び目」という意味です。ブロックが解かれることでエネルギーが通るようになります。そのことを「グランティを破る」とか「壊す」とか「突き破る」とか「解く」とか言ったりしますが、何かが壊れるのではなく、そのブロックが取り除かれることを意味します。

  • ブラフマ・グランティ 通説ではムーラダーラ・チャクラの中にあります。「密教ヨーガ(本山博著)」によると、このグランティが解かれるとクンダリーニが覚醒するとのことです。ムーラダーラがどこにあるのかは時代によって変わってきたようです。現代での通説はムーラダーラは会陰(男女で若干違う)にあります。ちょっと前の時代に書かれた神智学系の「チャクラ」(C.W.リードビーター著)には、ムーラダーラは仙骨だと記されています。どこかの文献によると、「古代においてはクンダリーニはスワディスタナ・チャクラに眠っていて、その後、ムーラダーラに移動した」と読んだ記憶があるのですが、私はずっとこのことを文字通り解釈していて、時代を経るにつれて人間が変化して、クンダリーニの居場所が文字通り変わったのだと理解しておりましたが、今思えば、真理がそんなに変わるわけもありませんね。これは誤訳かあるいは伝言ミスで、ただ単に、同じ場所を違う名前で言うようになった、と推測すれば筋は通ります。ヨーガの方が歴史が古そうなのに「昔はムーラダーラ」と言うのはよくわかりませんが、著者にとっての昔がムーラダーラと呼ばれていたのかもしれません。クンダリーニの眠る場所は仙骨あるいは尾骨のあたりであることは私の経験上、そうなんだなと思います。スワディスタナ・チャクラがどこにあるかと言うのは「密教ヨーガ(本山博著)」によると仙骨あるいは尾骨のあたりであり、多くのヨーガ行者はこの場所だとしているようですが、スピリチュアル系では違う場所を言っているのも散見されます。ヨーガ的には古代のムーラダーラである現代のスワディスタナにクンダリーニが眠っていて、グランディもそこにある、と解釈するのが良さそうです。ただし、これは私の個人的な解釈ですので、一般的にブラフマ・グランティはムーラダーラの中に眠っていてムーラダーラは会陰ですので、このことを誰かに言っても理解されにくいとは思います。私も他所ではあまりこんなこと言わないと思います。私の個人的な解釈です。
  • ヴィシュヌ・グランティ 通説ではアナハタ・チャクラの中にあります。どこかの書籍では「マニプラとアナハタの間にある」とも書かれてあったかと思いますが、通説はアナハタの中です。さて、ようやく本題。ヴィシュヌ・グランティの場所は通説ではアナハタ・チャクラですが、グランティ(結び目)が解ける時に熱が発生して血液が強く脈打つ、と言うのが私の(勝手な)解釈です。これはどの書物にも書かれてありませんので推測になりますが、熱が発生して血液が脈打つ場所がグランティであるとすれば、ヴィシュヌ・グランティは「(背筋の)うなじ下(大椎?)」にあると解釈できます。ここは、先日引用したチャクラの図で言うとマニプラ・チャクラとアナハタ・チャクラとヴィシュッダ・チャクラの合流地点であり、どこかの書籍で読んだ「マニプラとアナハタの間にある」と言うのも、あながち間違いではありません。通説の「アナハタの中にある」と言うお話も、場所的に近いので、それほど間違いでもありません。アナハタの場所はハートなのはそうだとは思いますが、うなじ下そのものがアナハタではないとは思いますので、通説の「アナハタの中にある」と言うよりは、体感そのままに「ヴィシュヌ・グランティは(背筋の)うなじ下にある」と解釈することもできます。もちろん、他所でこんなこと言わないですけどね。仮定です。→ 後で思い直せば、どうもしっくりきません。ちょっと保留です。
  • ルドラ・グランティ 通説ではアジナ・チャクラの中にあります。これはまだ未体験です。
「ヨーガ根本経典(佐保田 鶴治著)」によると以下のように諸説あるとのことです。私も幾つかの書物で時々違う場所を読んだ記憶があります。
三つの結節の位置については諸説がある。尾てい骨、心臓、眉間の3所、或いは尾てい骨、ヘソ、ノドの三所、或いは胸部、ノド、眉間の3所

今回の「風のルンの竜巻」では喉に近い「うなじ下(大椎?)」にあるグランティが外れたと仮定すると、そこを何と呼ぶのかは微妙ですが、とりあえずはヴィシュヌ・グランティの結束が外れたと仮定しておきます。グランティは通説があるようでいてないので謎が多いです。

■アナーハタ・チャクラの「装飾具のふれ合う音」
上に引用した「ヨーガ根本経典(佐保田 鶴治著)」の文章に戻りますが、「装飾具のふれ合う音」についてです。

私としては、私の状態が確実にこの段階かどうかはまだわかりませんが、似ている部分が見受けられます。私は前に書きましたように「シュルシュルシュルシュル」という音を風の音だと解釈し、エネルギーの流れ的にも竜巻のように感じましたので風の音かなとも思ったのですが、ここに記されている「装飾具のふれ合う音」と言えなくもないかな、とこれを読んで思いました。同書によると、この段階では気が満ちてきて博愛心などの高尚な素質が開発される、と書いてありますが、経験した直後の今としてはそれほど変化ありません。今後、そういう感じになってゆくのでしょうか。既にクンダリーニ1回目と2回目をしてかなりポジティブになりはしましたが、まだ有名人のナイチンゲールですとかマザーテレサなどに比べたら全然そんな博愛なんて私には足りてない気がしていますので、今後、そういう博愛精神が開発されてゆくのならばそれは楽しみです。私がこの段階かどうかまだ確証はないのですが。

■ヨーガの四段階とその時に聞こえるナーダ音
「ヨーガ根本経典(佐保田 鶴治著)」に基づきますと以下のようになります。

  1. アーランバ段階 ヴィシュヌ・グランティが解けた状態。アナーハタ・チャクラの「装飾具のふれ合う音」が聞こえる。
  2. ガタ段階 ヴィシュッダ・チャクラが活性化。「無上の歓喜を予示するところの混合音と太鼓の音のような音とが喉のチャクラの空処で起る」
  3. パリチャヤ段階 アジナ・チャクラが活性化。「眉と眉の間にマルダラ(鼓の一種)の音のような音がはっきりと知覚される。」
  4. ニシバティ段階 ルドラ・グランティ(結節)が破られた状態。「フルートの音やヴィーナーと弾ずるような音が聞こえる」ラージャ・ヨガと呼ばれる。
流派や書物によってこの段階は微妙に違うようですが、基本はこのような感じのようです。

■アーランバ段階の「装飾具のふれ合う音」
「装飾具のふれ合う音」と言うのかどうかはわかりませんが、最近私が聞こえているナーダ音は細かく波打っていて、装飾具の触れ合う音にはちょっと遠いのですが、無理して解釈すればそう言えなくもないです。少し前までは高周波の「ピー」と言う一定音だったのですが、高周波が最近は細かく波打っている感じです。高周波のままですがブーンと言う感じの波打った感じの高周波になっています。「ピー」の上に「ブーン」と言う波が乗っていると言いますか。紐が両側についていて引っ張って回転を速くしたり遅くしたりしてブンブン回して遊ぶおもちゃが出すような音が高周波の上に乗っかっています。まあ、様子見ですけれど。 同じ音を「ミンミンゼミの大合唱」と表現できなくもないです。以前もしばらくの間ミンミンゼミっぽい音が聞こえていたことがありますが、その時とは音の密度というかミンミンゼミの数が数倍は違う感じです。以前はミンミンゼミの音だけでしたが、今は基音と言いますか基本的なピーと言う音の上にミンミンゼミというかブーンという音が乗っています。以前はミンミンゼミの音の音量の上下というか振幅幅がとても大きかったのですが、今は基本的なピーという音がそれなりの音量でしていて、その上にミンミンゼミ大合唱というかブーンという音が以前よりは小さな振幅幅の音で乗っかっています。昔の方がよほどミンミンゼミっぽかったです。ピーという高周波の上にミンミンゼミ大合唱というかブーンという低い音というかザワザワザワというか、そんな音が乗っています。ザワザワって感じが「装飾具の触れ合う音」と言えなくもないですね。様子見です。ただ、この音は今回の竜巻の前後で変わったというわけではなくて、最近はこういう感じで聞こえている、というお話ですけど。むしろ、今回の竜巻の1ヶ月くらい前から当日くらいまでこういう風にザワザワが加わって聞こえていた、という方が正しいかもしれません。竜巻の後はむしろ高周波のみに戻ってきた感じです。ヴィシュヌ・グランティが破られ始めるとザワザワした音が聞こえて、破られるとその音は消える、とも推測できます。