天のコスミック・エネルギーで上半身が満たされた静寂の境地

2020-11-08 記
トピックスピリチュアル

静寂の境地はまだ悟りではありませんがその重要な前兆の1つだと思います。

天のエネルギーが上半身、特に喉のヴィシュッダより上に満たされて、喉より上のタマスがヴィシュッダに吸い込まれて喉より上が清浄な状態になり、意識が静寂に満たされた状態になります。

この時、下半身の状態は様々でまだタマスが残っているかもしれませんけど意識に大きな影響は与えず、意識は静寂の境地を保てています。

この後のステップとしては下半身も天のコスミックエネルギーで満たしてゆくわけですが、そこまで行かないまでも意識の状態としては静寂になっております。

静寂の境地というとまるで涅槃か悟りかのように聞こえてしまうかもしれませんが、確かに悟りの性質の1つではあると思いますがそれだけでは悟りとは言えないように思います。

このあたりは流派がいくつもあって、涅槃を悟りとしている流派もあると思いますし、静寂の境地が涅槃としている流派、あるいはもっと先の状態を涅槃としている流派がありますのでそれはその流派の言い方に従えばいいと思います。その流派の言い方をすれば涅槃が悟りとも言えるでしょう。しかし、私の感覚としてはこの静寂の境地としての涅槃はまだ悟りとは思えません。

このあたりは、何を求めるかによってゴールが違うのでしょうね。

私は、自らのスピリットが宇宙意識と一体になって意識が時空を超え、過去も未来も一体のものであると感じられるようになった状態こそが悟りだと思っておりますので、意識が静寂の境地になって流派によってはそれを涅槃と読んだとしてもまだ悟りとは思わないのです。

[2020/12/30 更新] 元々「涅槃」と書いていたところを「静寂の境地」に置き換え、文脈を見直しました。