クンダリーニは上がるのか下がるのか?

2019-11-21 記
トピック:スピリチュアル: ヨーガ

一部のスピリチュアルで、クンダリーニはアジナまで上昇したら下降してアナハタ(ハート)に到達する、というようなお話を度々聞いたり目にしたりします。これは、クンダリーニが活性化した後はそうなのでしょうが、クンダリーニが活性化する前に、「活性化させるために上下する」というお話をこの度初めて書籍で読みました。

大白色聖同胞団(グレート・ホワイト・ブラザーフッド、Great White Brotherhood)という神智学やニューエイジ系の活動をしている団体が出している書籍の中に、以下のような記述がありました。松果腺は頭の真ん中あたりにあります。

人間はクンダリーニを上げる前にエーテルエネルギーを降ろさねばならないのである。「ヨガの真義(M・ドーリル 著)」

クンダリーニーの力が脊柱最下部付近から頭の方へと上昇する前に、まず、松果腺から(宇宙力が)肉体に入り、松果腺から肉体の他の内分泌腺に下りてゆき、それから上へと昇るのである。「秘教真義(M・ドーリル 著)」

とは言いましても、私の場合、こんなこと意識していませんでしたけどね... こうしていればもっと簡単だったのでしょうかね。もし最初から私がこのように言われていたとしてもグル等の指示がなければどうしたら良いのかわからなかったかもしれないですけどね。

とは言いましても、思えば、いつしか書きましたけどクンダリーニが本格的に活性化する前にムーラダーラの電気ショックと額の前の空間(アジナ付近)でのボンっという爆発を経験していますので、もしかしたらその爆発がここでいう宇宙力(エーテルのエネルギー?)が体に入った時だったかもしれません。

先日引用しましたように同書ではクンダリーニはエーテル的エネルギーと言っています。一方、上の引用文ではクンダリーニを上げる前に「エーテルエネルギー」を下すと記載されています。そして、松果腺から(宇宙力が)肉体に入り、下る、との部分は「ヨガの真義」の記述と同じことを言っているのだとすれば宇宙力とはエーテルエネルギーのことであると解釈できます。エーテルエネルギーであれば宇宙力とはクンダリーニのことですから、言い方が3つ「クンダリーニ」「エーテルエネルギー」「宇宙力」とありますが、全て同じ種類のエネルギーであると解釈できます。結局はクンダリーニとはシンボル的な表現ですからこんな感じになるのでしょうかね?

となれば、最初にエーテルエネルギーが下るときもエネルギーを感じても良さそうなものですが、私はこの種の「下るエネルギー」は意識していませんでした。もしかしたら単なるエネルギーの変化としてスルーしていたのかもしれませんけど、もはや覚えていません。あらかじめこのように言われていたらどれがそうなのか意識してチェックしていたかもしれませんので、惜しいことをしました。