厳密には霊界というよりも幽体に近いところで起こっていたところです。中世くらいですかね。そのくらいまでは存在していました。
今は、自殺しても放置です。
世間で言われている天国とか地獄とかいうのは絶対的なものではなくて、幽界に近い霊界において人の思いがそれらを作り出したとも言えます。
人々が「地獄というものがあるんだ」と最初に思い込んで、その想念形態として地獄という場所が作られたわけです。そのきっかけはキリスト教などの地獄の教えが元になっているわけですが、地獄がもともとあったわけではなく、人々が想像することで地獄が作られたわけです。
ですから、地獄のイメージが強かった中世以前には地獄という世界が実際にあの世に存在していて、今はその世界は割と瓦礫と化しているように思います。
その世界を作るのは人の思いだけではなくて、死後の人が実際にその維持に関わりました。地獄の門番であるとか地獄で人々を罰する役目だとか、そのような存在は人々がそうなりたいからその役割が実際に存在したのであって、どこかの神様が用意したものとはちょっと違ったように思います。
例えば人が自殺すると死後の霊(幽体)のところに槍のようなものを持った幽界の警察がビューン! と勢いよく飛んできて自殺した霊を捕まえて牢獄の中にしばらく閉じ込めることになります。少なくとも昔はそうでした。
今はそのシステムが崩壊したのか、あるいは、単に見落としなのか、あるいは、自殺が多すぎて賄い切れないのかなんなのか、基本的には自殺者は放置されているようです。