ルドラ・グランティがあるという実感

2021-02-14 記
トピック:スピリチュアル: 瞑想録

日によって、エネルギーがサハスララまで上がれば意識が静寂かつ観察状態(ヴィパッサナー)になるわけですけれども、そうでない日もあるわけです。

そうでない日の場合はしばらく1時間とか2時間とか瞑想をすることでエネルギーがサハスララに上がって同様になる場合もあれば、そうでもない日もあります。

これは、状況としてはヨーガで言われているルドラ・グランティがある状態なのかなと思います。

グランティとはエネルギーのブロックで、主要なものは3つあると言われていて、流派によって名前や場所が微妙に違ったりもしていますが有名どころで言えばルドラ・グランティが眉間のアジナ・チャクラの中にあると言われています。

これはアジナ・チャクラが開くのを妨げているという解釈もされたりしますけど、基本的にはただ単にエネルギーのブロックということでアジナのところでサハスララへのエネルギー・ルートがブロックされていると解釈されるのが一般的だと思います。

アジナは、脊髄の終わったところに対応して位置し、3つのナディが合流して、ちょうど糸の結び目のようになっています。この結び目は、ルドラ・グランティ(Rudra granthi)またはシヴァの結び目(シバ・グランティ)と呼ばれています。「密教ヨーガ(本山博著)」

これがあるが故に、エネルギーがアジナの付近で分断されていて、それ以上は上がりにくい状況になっているように思います。

これは、段階は違うのですがクンダリーニ経験の後にマニプラ優勢にはなったもののまだアナハタ優勢にはなっていない状態において同様にマニプラとアナハタの間でグランティがあったように思います。このグランティはおそらくヴィシュヌ・グランティかなとは思うのですが通説ではヴィシュヌ・グランティはアナハタの中にあるということに対して、私の場合はアナハタの中というよりはアナハタとマニプラの間でブロックされていたような感じでした。それはともかくとして、その後、アナハタ優勢になったのですが、その際、ヴィシュヌ・グランティが破られたように思います。

今回の場合、アジナそのものというよりはアジナよりちょっと上のところで、アジナとサハスララの間でブロックがあるような感覚ですので通説ではルドラ・グランティはアジナの中にあるということですのでちょっと感覚としては違うのですが、まあ、ひとまずはこれがルドラ・グランティだと思っていて良いのではないかと解釈しております。

マニプラ優勢からアナハタ優勢になったときのことを考えると、時々エネルギーワークをしてマニプラのエネルギーをアナハタにまで上げるということをしてはいたもののなかなかアナハタにまで上がりきらなかった状況と似たようなことが今回はアジナとサハスララの間で起こっています。

アジナくらいにまではエネルギーが満ちていますし、エネルギーワークをすることでサハスララに一時的あるいはぼちぼち継続的にエネルギーが充満することはあっても、それは日によりますし、安定してアジナとサハスララとが繋がったという感じではまだありません。

同じような状況だとするとそのうちアジナとサハスララの間でエネルギーがもっと太く繋がるのかなという感じはありますけど、さて、どうですかね。