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グラウンディングされた瞑想

2019-09-13
トピック:スピリチュアル: ヨーガ

先日 の「心が息に寄り添う瞑想」の続きです。

グラウンディング力が高まって以降、瞑想も変化しました。
それはいわば先日の記事で言うところの「手放す」と言うことではあるのですが、以下のような違いがあります。

  • 以前は、平穏な瞑想を行って”意識”が平らになると、心がすることがなくなって”何もしなくて本当に良いのだろうか?”と言わんばかりに動揺するかのような挙動が時々あった。
  • 今は、平穏な瞑想を行って”意識”が平らになった時、心が落ち着いている。心が”何もしなくて良いのだ”と安心しきっています。
ここで言う”心”とは、何かを認識するための”光の筋”であり、いわば”(光の)触覚”のようなものです。

以前は、瞑想で意識が平らになって、いわば”水面が平らな状態”になったとしても、心がありのままに落ち着くことができず、少し落ち着きがない状態でした。そうは言いましても、瞑想を続ける以前からしたら随分と落ち着いてはいるのですが、どこか、心の奥底で本当にこんなに落ち着いてしまって良いのか、という心の抵抗のようなものを感じていました。

今は、”心が安らいでいていいのだ”という安心感に満ちていて、一段階深い平穏さの状態になったように思います。

これは、いわば「何も起こらない瞑想」と言い換えても良いと思います。特別な刺激もなく、想像に楽しむわけでもなく、ただただ平穏で、何も起こらない瞑想。そういう瞑想に変わってきました。

先日書きましたように、意識が心臓や呼吸などに寄り添い続けている瞑想はほんの入り口だったように思います。一旦それらに寄り添って落ち着いた状態になったらそこにしがみ付いている力を「手放して」、そのまま「ぷかぷかと」瞑想を楽しんでいます。以前はきっと、手を離したら雑念に飲み込まれてどこかへ流されていってしまったのかもしれませんが、今は、手を離しても心臓や呼吸のすぐそこに留まっていることができます。それ故に、手を離しても大丈夫なのです。

ムーラダーラとかグラウンディングって今までちょっと軽視していたかもしれませんが、今は見識を改めました。これは瞑想にはかなり重要ですね。

今、平穏な状態で瞑想が続き、その時、いわゆる心である”光の筋”はほとんど揺れ動かずに、一箇所に留まっているのを感じます。意識は、思考を映し出す”鏡”あるいは”湖”にも例えられます。その鏡あるいは湖が瞑想中も若干揺れ動いてはいるのですが、その静寂のレベルが若干(といっても、それはそれなりの違い)変わったということです。

それにしても、この光の筋は、なんて言ったらわかりやすいですかね? 違う名前で言った方がいい気もしてきました。光の筋というより、普通に”オーラ”と言った方がいいかもしれませんけど、体の周囲にゆらゆら動いているオーラのことではなくて意識的に動かせるオーラですので、ちょっと違うイメージを与えてしまうと何ですが。

ヨーガスートラのサンキャ哲学的には以下の用語ですね。以前 少しまとめたことがあります。

チッタ(Citta, 心)に現れる「想いの波」はヴリッティ(ス)(Vrttis)と言う。語源は「渦巻き」。
例えるなら、湖がチッタ(Citta, 心)、波がヴリッティ(ス)(Vrttis)。

心(チッタ,Citta)の構成要素
・ブッディ(Buddhi, 覚)
・アハンカーラ(エゴイズム, 我慢)
・マナス(Manas, 意)


これらの内容は謎が多くてはっきりとは理解できませんが、わかっている範囲で当てはめると以下のようになります。

湖であるところのチッタ(Citta, 心)に波であるところのヴリッティ(Vrttis)がほとんどない瞑想を行っています。
心(チッタ,Citta)自体の動きはほとんどなくなっているのですが、グラウンディング力が高まる前はマナス(Manas, 意)が若干、落ち着きがない状態でした。高まった後はそれも落ち着きました。

こんな感じでしょうか? 落ち着きがないのがマナス(Manas, 意)なのかアハンカーラ(エゴイズム, 我慢)なのかブッディ(Buddhi, 覚)なのかは微妙なところですが、アハンカーラ(エゴイズム, 我慢)は本来存在しなくて反作用であると言われていますので残るはマナス(Manas, 意)とブッディ(Buddhi, 覚)ですが、ブッディ(Buddhi, 覚)は対象物の印象が届いた後に働くものですので、ここでは根本の働きであるマナス(Manas, 意)が落ち着きがないのかなと推測しました。



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