ヨーガで呼吸法はプラーナヤーマですけど、深呼吸はプラーナヤーマというほど手法というわけではなくヨーガの完全呼吸、というくらいですけど、そのくらいの深呼吸でもサハスララにオーラを満たして静寂の境地に至ることができます。
ただし、それはある程度のオーラの活性化がなされている場合のみで、そうならないのだとしたら前提条件が足りていないのだと思います。
深呼吸をする時、呼気で息は出てゆきますけどオーラは下半身に下がります。そして、吸気で息は入ってゆきますけどオーラはサハスララにまで登ってゆきます。
そうして何度も深呼吸を繰り返していると次第にサハスララにオーラが満ちてきて静寂の境地になります。
呼気でオーラが下半身にまで最初は下がりますけど、一旦サハスララに到達したら次第にオーラが降りなくなってきて、その後は、サハスララにどんどんとオーラが満ちるようになってきます。次に呼気をするときに一部のオーラは下がりますけど、一部のオーラがサハスララに残ったままになり、やがてサハスララに残るオーラの割合が増えて雪、呼気をする度にサハスララのオーラが強まってゆくわけです。
ヨーガですと複雑なプラーナヤーマ(呼吸法)があって、私はそれほど多くをやったわけではなくて基本的なものしかわかりませんけど、それはそれで効果があるわけです。ですけど、更に基本である単なる深呼吸だけでもこうしてオーラがサハスララに集まって静寂の境地に達することができるわけです。
ヨーガではオーラとは言わずにプラーナと言いますけど、プラーナというと割と肉体に近い生命エネルギーのことを意味して、私が思うにはサハスララに満ちて静寂の境地をもたらしているエネルギーはプラーナも重要ですけどそれだけではなく、プラーナに加えてクンダリーニのエネルギーおよび魂に相当するアートマンのエネルギーが必要だと思うわけです。
クンダリーニのエネルギーはムーラダーラに眠っている根源の力で、それだけではサハスララに満ちても静寂の意識にはならなくて、それだけではなく、アナハタの奥に繋がる根源のエネルギーである、いわゆるアートマンあるいは単にハートとか言われているエネルギーが一緒になって共にサハスララに登らなければ静寂の意識にはならないのかなと思います。
細かく説明すればそういうことになりますけど、簡単に平たく言うのであれば単にオーラであって、ただ、オーラとは言っても単にプラーナだけでもなくクンダリーニだけでもなく地球の地のエネルギーだけでもなく天のエネルギーだけでもなく、上記のような3つのエネルギーが共になって初めて静寂の境地になるのかな、と思うわけです。