目の前にあるオーラの壁にすり寄る

2020-01-28 記
トピック:スピリチュアル: 瞑想録

座った瞑想をしていると、目の前にもやっとした壁が感じられました。それは壁のようにも見えますし、シュタイナーの言う「境域の守護者」かもしれません。色は黒ですが嫌な感じはしません。見た目ではドラゴンクエストに出てくるフレイムに似ていますが色は黒です。

広い壁だということはなんとなくわかりますが目の前を見るとそこだけはフレイムっぽいので、大きなフレイムがいるというわけではなく、目の前に自分と同じくらいのフレイムがいるということです。その周囲と言いますかすぐ背後に広く壁があるようです。

それは、例えば水面を水の中から認識することに似ています。穏やかな湖あるいは湾の中の海に潜り、浅い砂地の底に横たわって透明な水を通して水面及び空を眺める感じです。そして、最近はその距離が近づいて次第に自分が水面に近づいているのを感じます。水面に近づくにつれ、上記のような壁及び越境の守護者のようなものを感じ始めています。

これは、大前提としてヴィパッサナー状態でないと感じられません。ヨーガ的に言えばサマーディ(の基本的な状態)なわけですが、思考が止まって周囲を感じる(五感の皮膚の感覚とちょっと違いますが)と、上記のように感じられるわけです。

境域の守護者は以前にも少し言及しました。ちなみにシュタイナーは薔薇十字系です。これは、以前に載せた、瞑想中に一瞬見えた小悪魔の影に似ていますが今回は特に目は光っていませんでした。

記憶が曖昧なのですが、攻殻機動隊という映画の初代の確か最初の方で主人公が水面に浮かぶシーンがあったかと思うのですが... 探してみたらやはりありました。これです。今は探せばすぐに見つかりますね。この画像は同映画のワンシーンです。カラーだとイメージと少し異なりますので白黒にしました。

感覚としては、そんなイメージに似ています。

思えば私が子供の頃、隣町の湾の海岸で泳いでいたことがありました。その時、水深3m前後の砂地に潜り、水中の砂に横たわって海面と空を見ていました。そこは砂地の部分ではありましたが岩場の多い海岸でしたので基本的には水は澄んでいて綺麗で、息はもちろん止めていましたが肺だけを動かすとある程度は呼吸っぽくなるので潜ったまま肺だけを動かし、砂の上でうとうとし始めました。心地良くて、そのまま眠ってしまいそうです。意識が落ちかけて、ふと、このまま意識が落ちて眠りこんだら死ぬかもしれないというかすかな気付きが現れました。そうして手で軽く砂を押して海面に上がりました。その時の清々しさは今でも度々思い出します。今回のものは海の体験の清々しさとはちょっと違うのですが、似ている部分もあります。

今生きているのは水面の下の世界で、すぐ目の前に水面があって、その先には本当の・・・ と表現すれば良いのでしょうか、なんと表現すれば良いのでしょうか。水面の向こう側に世界があって、それをこちらから眺めている感覚です。

その壁との距離が近づきつつあって、その向こう側に何があるのかまだ不明です。ちょっとドキドキする反面、ちょっとだけ期待があって、ほんの少しの緊張感と共にその壁を眺めている感じです。壁の向こう側は「無限」と繋がっているかもしれない??? 実際はどうなのでしょう...

少しだけ自分とその壁とが交わりつつある気がしますが、まだ1割くらいの感じが致します。