脳内の各所を段階的に瞑想で緩めて行くと、やがて、脳がふわふわになってエネルギーの滞りがなくなってゆきます。
頭頂から胸、そして下半身までエネルギーが充満していることを感じます。
もともと胸のあたりまでエネルギーは充満していましたが、最近は割と頭のあたり、特に後頭部や眉間などに意識およびエネルギーが集まっているのを感じていました。
これは、クンダリーニ覚醒後にまずマニプラ優勢から始まり、アナハタ優勢になり、そして、最近はアジナ優勢と言っても良い状態になっていました。
しかしながら、瞑想で脳内の緊張がほぐれて行くと、やがてアジナ優勢というよりは頭のアジナと胸のハートが一体になって大きなオーラが体を包むような感じになってきました。
これは、わかりやすく表現するならば「ハートを感じる瞑想」とでも言って良いものかもしれません。
ハートを感じることが大切だとは昔から言われていることですが、ハートを感じるにしても様々なのだと思います。
おそらく、人によっては生まれた最初からこのようなハートとアジナが統合されて生まれているような気も致します。
しかしながら、一般人にとってはハートとアジナは融合されておらず、ハートとアジナが融合された後のハートはそれ以前のハートとはかなり違ったものであるように思います。
そういえばこれは、以前読んだ本に「統合されたチャクラ」とかいう説明が書いてあったような気が致します。
あるいは他の本では、「アジナに登ってから、ハートに降る」みたいなお話も書いてあったような気が致します。
おそらくどちらも同じことの違う側面を表現しているのかとは思いますが、自分の感覚に照らし合わせてみると「ハートに降りる」というよりは「統合されたチャクラ」の方が表現としてしっくりきます。
流派によってはエネルギーをアジナに巡らせてからハートに下ろすような行法がありますけど、これはエネルギーを下ろすという感じではないです。それよりも、チャクラが統合されて動き出した、という感覚の方が正しいです。おそらく行法はこの状態を作り出すためのもので、行法が完成した際には統合されたチャクラの状態になるのかな、という気も致します。
私の場合はエネルギーを降ろすという行法はしていなくて、単に瞑想で各所の緊張を解いていったらチャクラが統合されました。おそらく、この辺りは色々とやり方があるのかと思います。降ろすというわけではないですが古代のマントラで上から下まで活性化させる、ということはしていました。結果としてはどちらも同じように体全体のエネルギーが活性化されるのかなと思います。