意識を中央に合わせることで緊張が取れ、リラックスできる

2020-07-21 記
トピック:スピリチュアル: 瞑想録

頭の中で意識を中央に合わせると急に緊張が取れてリラックスできます。

そもそもハタヨガのハタ(Hata0の意味はハが太陽で右側、タは月で左側です。ヨガで言うところのエネルギールートであるナディで言うとピンガラが太陽で右側、イダが月で左側です。ピンガラは熱でイダは冷のエネルギーです。

これらのバランスを整えると緊張が取れてリラックスできます。

これは、ハタヨガなどのヨーガにおける重要な理解の一つです。

呼吸法およびエネルギーのコントロール技法であるプラナヤーマをすることによっても左右のバランスを整えることができます。

単に体操と思ってやっていてもこれらの微細な感覚が備わってゆきます。

意識は単なる意識ではなくエネルギーの流れですから、意識が中央に合わさると違った種類のエネルギーが発生します。

一説によればイダとピンガラのエネルギーのバランスが整うとクンダリーニが生じると言われていて、私もこの考え方が正しいと思っております。

一般にはイダとピンガラの他に独立してクンダリーニのエネルギーが存在していると理解されていると思いますが、そうではなく、左右であるイダとピンガラのエネルギーを両方とも活性化してバランスを整えることでクンダリーニが動き出す訳です。

私の場合、クンダリーニらしきエネルギーは常に発生している訳ですけれども、基本の状態ですと私は左の方がエネルギーが強く、中心より少し左に引っ張られている状態です。

それを、中央に揃えるように少し右側であるところの中央に少し意識をかけて動かしてあげることで急に細かな緊張が取れてリラックスできます。

最近はそもそもそんなに緊張はないですが、それでも、気がつかないところで細かい緊張が各所に残っておりますので、それらの各所の緊張も取れて更なるリラックス状態になるわけです。

そして、その鍵になるのが意識の「中央」であるわけです。

これは、先に意識を中央に合わせてもきっとうまくいかなくて、先に凪の状態まで持って行った後に微調整として意識を中央に合わせると緊張が取れてリラックスできるのです。最初から中央に収まる場合もありますが、私なんかの場合ですとちょっと左にずれていることが多いので調整してあげます。