<幽体離脱や夢で見たお話ですので本当かどうかはわかりません>
▪️ミケランジェロと荘園
ミケランジェロは荘園を持っていて、連絡してから行くと綺麗にしてあるのに何処かに寄った帰りにふと立ち寄ると荒れていて管理人を叱り付けたこととか。それを何度か繰り返したら管理人も小作人もしっかり作業するようになったとか。どうやら急にアポイントなしで行くのが重要だったようです。
元々ね、よその農園ではどんどんと農地の面積を増やしていて生産量を増やしていたりしまして、ミケランジェロの農園でも増やそうということになって増やしていたんですよね。でも、それはミランジェロが望んだというわけでではなくて農園の管理者から増やしますからと言われたので「わかった」と答えただけのことです。そうして増やしていったわけですけど、管理が行き届かなくなってしまったわけですね。
管理者からは、このくらい荒れていても作物は増やします、ということを言われたわけですけれどもミケランジェロは納得しなくて、自分は芸術家だから、生産量よりも農地が美しいことの方が重要で、晴れている日はしっかりと見回りをして綺麗にするように、そして、もしそれが大変だというのならば作物の面積を減らしても良いと伝えました。そもそも、管理者が増やすと言ったから許可しただけで、自分は農地を増やしてくれとは言っていない、今の収穫量でも十分足りている、と伝えて、そのようにさせました。
その後、かなり綺麗になってミケランジェロも満足したようです。
農地で作物がうまく育たなかった年は出荷を減らしても良いかどうか聞かれたりして、その度に行って様子を見ていたりしましたね。晩年になると割と管理者に任せっきりになっていた気がしますが、若い頃はよく見に行っていた気が致します。
それとか、有名なピエタ像を作った時は未来を透視しながら彫ったこととか。ミケランジェロ的には、大理石とその未来の姿をトレースしつつ良いデザインになるべく彫っていったようです。未来を見るのは確認のためで、基本的には頭の中で映像をイメージしつつ構図を決めていました。
そのような作成スタイルでしたから、弟子の希望があったとしても同様に頭の中で映像をイメージできないような弟子希望に対してはなす術がなかったようです。頭の中でイメージしろ、と言っても弟子の中にはそもそもそれができない人も大勢いた... と言いますかその大多数がそうだったわけで、頭の中でイメージして構図を決めるミケランジェロのスタイルについていけなかったようです。
サン・ピエトロ大聖堂の広場か何かを作った時も頭の中でイメージを先に作ってスケッチしたので理想的な設計にするのも容易だったようです。芸術家は頭の中でのイメージが先に必要のようですね。
女性関係はあまり噂がなかったミケランジェロでしたが、基本的に芸術が興味の本筋でしたのでそれに集中していた感じです。後年に付き合いのあった未亡人に関しては、気高さと礼儀正しさそして美しさに惹かれたようです。
まあ、記憶を辿れることとグループソウルかどうかは別のお話で、私のグループソウルとの関係は結局は今のところ分からずじまいです。なんとなくそんな気もしないでもないですけど、そのくらいです。
昔バチカンに旅行した時にピエタ像は見ましたし、ダビデ像も見て素晴らしいと思いましたが自分のグループソウルの記憶はその時は出てこなかったような気が致します。
まあ、必要があれば思い出すでしょうし、特に思い出さなくても問題ないお話でもあります。
▪️ミケランジェロの制作の仕方
ミケランジェロがピエタ像を制作している時、同人が生まれる前に人生を計画して... と言いますか、グループソウルというかツインソウルに近い魂の片割れが手助け... というかほとんど自分自身の魂というかスピリットというか霊人ではありますので手助けというか高次の自分、いわゆるハイヤーセルフと言いますか、ミドルセルフと言いますか、そのような高い視点を持ったスピリットが共同作業していたようです。
ミケランジェロがピエタ像を制作する際、スピリットがあらかじめ青写真を描いていました。それは理想的な女性とイエスの姿だったわけですが、その青写真をミケランジェロに伝え、その上で、大理石のどの部分を使えば理想的な模様になるのかスピリットが細かく確認しつつ、スピリットも未来と現在を行き来して... と言いますか未来を確認しつつインスピレーションをミケランジェロに送っていたようです。ですから、ミケランジェロが未来を見れたというよりはこの場合はスピリットの方が未来を見てミケランジェロに伝えていた、という構造のようです。
スピリットはかなりピエタ像に入れ込んでおり、かなり苦労して構図を作って細かく確認してミケランジェロに何度も何度も伝えて... ということをしていたようです。エネルギー的にはかなりのものが必要であり、どうやら、ピエタ像それ自身に自分が入りたい、という意識も多少はあったようです。ですからいまピエタ像を見てもまるで生きているかのような気がするのは、実際、そこにスピリットが入り込んでいるからだと思います。この、入り込んでいるスピリットはミケランジェロのグループソウルのスピリットと、それに類した、共感をしたスピリットのようです。ただ、この試みはある程度は成功しましたが、あまりにも多くの人に見られたが故に他の人のスピリットも入り込んだり、あるいは、意識が他の人に多少抜かれたりして、スピリットにとってはあまり快適な結果になっていないようです。
ですからピエタ像は特別で、その後もスピリットは手助けをしましたが、スピリットにも興味の方向はありまして、手助けをするのは相当なエネルギーを必要としますので次のピエタ像ですとかスピリットがそれほど興味の持てない作品の場合はそこそこの手助けあるいはミケランジェロ自身が頑張って作る、というような場合もあったようです。
▪️ミケランジェロと織田信長
ミケランジェロと織田信長は生存期間が被っておりますがおそらく織田信長の後にミケランジェロとして時空を超えて被って転生しており、どちらも同じグループソウルの一部、同じグループソウルから分かれた分霊同士だとするとミケランジェロが教皇に対して時には反抗的な態度を取っていたことも理解できます。時代的には後にはなりますが、もしかしたら... 確証はないですけど織田信長本人は本能寺の変を逃れてバチカンに行ったタイムラインもあるような気もしておりまして、その時に教皇が意外に金で動く人ということを知って、ある意味、幻滅もしつつ本性を知っていた可能性もあります。上の位をもらうためにはかなりの財産を寄付する必要があったようで、織田信長が持ち込んだ財産をどんどん教皇が寄付という形で奪ってゆきました。そうは言っても教会ですから純粋に神を求めている人もいて、そのようなところで織田信長は感化されたようです。今まで織田信長は、自分の命令には必ず従うという人をあごで使ってきたわけですが、人望という面で、もっと学ぶものがあるという認識が生まれた頃に寿命を迎えたようです。織田信長の教皇に対する評価は「金の亡者」で、寿命で死んだ時に「財産のほとんどを取られた」と言って憤っていたように思います。そんなグループソウルが、魂の世界では時空を超えておりますからグループソウルに合流して、ミケランジェロの魂に教皇に対する印象を与えていたようです。だからミケランジェロは教皇に対してどこか反抗的な部分があったわけです。
一般的な輪廻転生の考え方ですと生存期間が被っているだけであり得ないことになってしまいますが、あの世は時空を超えておりますので、もしやり直しのレッスンが必要であれば同じ時代に遡って再度生まれることも普通にありますし、時代を遡ることもあります。ですので、この場合は順番としては織田信長が先で、時代は遡りますがミケランジェロが後だったような感じも致します。これは転生という見方をすればそうですけど、グループソウルの分霊という見方であれば別に時代が被っていても不思議では全くないわけです。
....まあ、このあたり、確証はないです。もっと検証が必要なところです。
順番としてはその前後にヴェネチアあたりで大司教もしていたような気も致しますので、何気に色々とキリスト教とは関わりが深い感じです。今はキリスト教徒ではないですが。
■ピエタ像に宿った魂 [2020/4/7 追記]
ミケランジェロがピエタ像を作った時、もちろん肉体としては人間として生まれているわけですが、背後にいるスピリットの意図としては、そういう像を作ってその中でしばらく休憩したい、という気持ちがあったようです。
作成後、実際にスピリットが像に宿りました。しかし、あまりにも周囲が騒がしいのでゆっくりと休むことができず、結果としてはそこから出ることにしたようです。ですが、一部はまだ残ることを選んで、未だに魂がピエタ像に宿っているようです。
本当かどうかはわかりませんがミケランジェロのグループソウルに織田信長もいて、争いで疲れてバチカンで余生を過ごそうと思ったのに教皇が金の亡者で失望し、ミケランジェロにしても教皇の度重なる無茶な要求に疲れており、スピリットは時空を超えておりますので時系列としては前後するのですが、ミケランジェロに像を作らせて、ミケランジェロ自身の余生... と言いますか、時系列で並べると死後にスピリットが像に入る、というようにも見えるのですがスピリットは時空を超えておりますのでミケランジェロが像を作りながらそのスピリットがインスピレーションを与えて像を作らせてその中に死後の、と言いますか、時空を超えて同時代に存在している... という言い方も本当は違ってスピリットは時空を超えて普遍的に存在しているのですが、そのスピリットがミケランジェロのピエタ像の制作に関わって、その中に入って休もうとしたようなのです。
実際に入ったのは、色々とあって疲れておりましたので、休みたかった、ということのようです。ゆっくり休むための場所として、彫刻の中であればゆっくりと休めるのではないか、と思ったようです。
実際、ある程度は休めたものの、それだけで悟りを得られるほどの安らぎは得られなかったようです。数十年、あるいはもっと短かったでしょうか。一部は数百年のような気も致しますが、少しずつそこから抜け出て、一部はグループソウルに合流したり、あるいは別の転生をしているようです。
どうやら、まだ一部のスピリットはピエタ像に残って眠っており、それはある種の謎というか鍵を握っているとのことです。いま、ピエタ像はバチカンにあるようですが、そのミケランジェロのピエタ像に約500年の間眠り続けているスピリットが、今後、動く可能性があるとのことです。
動くとするならば、ミケランジェロや織田信長、あるいはジャンヌダルクなどの系統を継いだ魂として何か使命を帯びる可能性がありそうです。